ほのぼの法話会

ようこそお参りくださいました

おつとめ

川沿いの緑地には河津桜が咲き 春の訪れを感じます

親鸞聖人は9歳で出家される際

夜も遅いので剃髪の儀式は翌日に行いましょうという僧侶の言葉に対し

「明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」

と詠まれたと伝えられています

どんなに美しく咲き誇る桜も

夜のうちに嵐が吹けば散ってしまうかもしれません

同じようにまた今度と思っているうちに

その今度が訪れないこともあります

この歌には「今を生きることの大切さ」

そして「仏法をいただくのはそのうちではなくなのですよ」という

親鸞聖人のお心が込められているように思います

 

次回は 春季彼岸会

320日(春分の日・木)14時より

どなたさまも ご参拝お待ちしております