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お寺やお仏壇など 仏さまの前で使う
お念珠と聖典と門徒式章の扱い方について
無量寺のくまが説明してくれます
お念珠
主に 仏前で礼拝するときに用いる法具です
念珠は大切な法具ですから 投げたり畳や床の上に直接置いたりせず ていねいに取り扱ってください
念珠を身につけることは 門徒の大事なたしなみのひとつです
[念珠のもちかた]
合掌のときは両手にかけて ふさを下にたらし 親指でかるくおさえます
合掌しないときは 左手にもちます
聖典(経本)
釈尊が説かれたお経をはじめ 親鸞聖人や歴代宗主 七高僧が著されたさまざまな典籍などが収められている
私の「いのちのよりどころ」をあきらかにしてくださっているものですから 特にていねいに取り扱います
畳や床の上などに直接置かず かならず適当な敷物や机などの上に置くようにしましょう
また 聖典をひらく前と閉じた後には 聖典を頂くことを忘れないようにしましょう
「頂く」とは お敬いのこころを表していますので 聖典の下が概ね目線の高さになるぐらいを目安にして 静かにもち上げるとよいでしょう
門徒式章
仏事に際しては 僧侶も門徒も服装をととのえます
門徒の方は 念珠とともに「門徒式章」を着用し 威儀を正しておまいりしましょう
また 門徒式章の首後ろ側部分に下がり藤紋があるときは 上下逆にならないように気をつけましょう
『浄土真宗 必携―み教えと歩む―』本願寺出版社 より抜粋
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