お供物

1月9日より ご本山本願寺 親鸞聖人御正忌報恩講法要

御鏡餅

仏様にお供えする餅や菓子 果物を供物(くもつ)といい

本願寺の書籍には次のように説明されています

 

「供物は、尊前に供える餅・菓子・果物などをいう。供物には種々のものがあるが、本山では主として次の物を供える。鏡餅(橙、譲葉を添える)、小餅(華束ともいう)、落雁、羊羹、紅梅糖(餅米で作ったもの)、山吹(山吹色の団子)、銀杏、紅餅、饅頭、洲浜(大豆を炒った粉で作ったもの)、巻煎餅、昆布、湯葉、蜜柑、栗、柿など…」(『浄土真宗本願寺派 法式規範』)

 

ご本山本願寺には様々な供物がありますが 特に御正忌報恩講の供物は壮観で

親鸞聖人のお木造の周りには十種類の供物が上供(じょうぐ お供えすること)されます

 

中央から右へ

彩色餅(さいしきもち)

白雪香(はくせっこう)

山吹(やまぶき)

洲浜(すはま)

蜜柑(みかん)

紅梅香(こうばいこう)

松風(まつかぜ)

紅餅(べにもち)

銀杏(ぎんなん)

千盛饅頭(せんもりまんじゅう)

 

崩れないか心配になりそうですが しっかりと固定してあります

ひときわ目を引くのが 一番奥にある千盛饅頭

饅頭を1000個も使用し高さは約1m12㎝! 

来年も1月9日からお供えされますが

なかなか京都のご本山にお参りするのは

難しい状況になっているように思います

1月9日午後より16日朝まで

インターネットのライブ配信もございますので

ぜひ インターネットでご参拝ください