私たちを照らす浄土の明かり
盂蘭盆会(お盆の法要)に本願寺の
両堂余間に設置される灯籠
本願寺の記録によると明治維新以前に
余間だけではなく 縁側にも数多くの灯籠が設置され
黄昏時に火を灯し 多くの参拝者が
白洲から 明かりを望見したとあり
灯籠の絵柄も色鮮やかで
胡蝶 紅葉牡丹 山桜牡丹 薄菊 月梅など
想像しただけでも その優雅さが伝わってきます
現在では本願寺はじめ
全国の寺院や門信徒のお仏壇にも荘厳されます
私はこの灯籠の灯火を
阿弥陀如来 そして浄土に往かれた方々が
迷っている私たちを浄土から照らしてくださる明かり
灯台の様に私を導いて下さる明かりとして味わっています
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