六字釈 諸師の引文
築地本願寺に 内藤和上の講義をいただいてきました
境内は工事中で あちらこちら様子が変わり
以前は車は正門から入れましたが 今は築地市場側が入り口になり
また 道路が舗装されたり ベンチが設置されたりと居心地の良さそうな綺麗な雰囲気になっていました
講義は教行信証 行巻の六字釈の後の諸師方からの引文の解説でした
講義の中で先生は
なにが起こるか わからないのが世の中
何をしでかすか わからないのが自分
と おっしゃられていました
自分の思うままに世の中がまわったら 苦しい事や辛いこともないのでしょうが
そうはなっていません
また 相手を貶めたり 騙したり 妬んだり 怒ったり
自分だけは大丈夫 自分だけは間違いない そんな事はしないと思っていても
条件がそろえば何をしでかすか わからないのが自分 つまり凡夫であると
親鸞聖人は 自身をそう捉えられ
そのあてにならない凡夫が生きる道は 阿弥陀仏が私たち凡夫のために準備して下さった 南無阿弥陀仏
ただお念仏をいただくより他にない と私たちに教えて下さいました
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