高校生の頃 池坊専永さんの講演会に行ったことがあります
水盤に蒲(がま)の生け花実演は 本当に驚きでした
穂は嫌いだと言って 次々切り落としてしまうのです
それは今でも鮮烈な印象として残っています
一輪の花も無く ただ茎ばかりが並んでいる・・・
それでも爽やかな空間に風すら感じることのできる
素晴らしいものでした
縁あって 今日は「いけばなの根源 池坊展」に出かけました
実際に見せていただく立花の作品は
どれもこれも美しく
お浄土の花なら然もあろうかと思はれる程でありました
立花正風体
水面からまっすぐに立ち上がって 水平に伸びてゆく枝・・
一体どうなっているのでしょう?
近くから見てもわかりません
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