あじさいの 日ごとに変わる そのままに

お寺の掲示板  

  あじさいの 日ごとに変わる そのままに

                己がこころを 見るぞ悲しき

 

  あじさいの 日ごとに変わる そのままが 

                己がこころの すがたなりけり

 

  あじさいの 日ごとに変わる そのままに

                変わらぬものを 得るぞ嬉しき

母が掲示板の法語を書いておいてくれますので、

坊守さんが好きなものを選んで、掲示板に張り出してくれます。

ですから、法語が替わると、どういう意味の言葉なのか気になります。

そして、何度読んでも読むたび毎に、少しずつ違った味わいがあります。

 

 

「凡夫」といふは、無明煩悩われらが身にみちみちて、欲もおほく、いかり、はらだち、そねみ、ねたむこころおほく ひまなくして、臨終の一念にいたるまで とどまらず、きえず、たえずと、水火二河のたとへに あらはれたり。 『一念多念文意』にある、ご開山のお言葉です。

 

一瞬も留まる事のない心しか持たない、煩悩具足の凡夫を「必ず救う」とは、なんと勿体ないことでしょう。 なんまんだぶ


無量寺の境内には、一年中何かしら花が咲いています。



仏華も一年中咲いててくれたらなぁ・・・・と、仏様の前でさえ愚痴ってしまいます。

勿体ない、お恥ずかしい・・・・・・

なんまんだぶ