今月のご講師は、東京教区茨城東組清心寺の増田廣樹さんでした。 ≫ 清心寺
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「ネットを見て 訪ねて来ました。」
そんな声を聞けたら、HPを始めた甲斐があったというものですが・・・
どうやら、初参加の方がお二人あるようです。
掲示板は、手塚治虫さんの『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ―終わりなき旅―』のポスターです。
大学生の次男が、仏教研究会のサークルで貰ってきてくれました。
前作は家族で観に行ましたが、とても良い映画でしたので、この度もぜひ観に行きたいと思います。
幸いお寺の前の道は、小中学生の通学路にも成っているので、ポスターも役に立つと思います。
子供たちにも映画を観てもらって、お釈迦様の事を知ってもらえれば、何よりです。
法話会のお荘厳(ショウゴン)です。
赤い蝋燭(ロウソク)を用いるのは、慶事(ケイジ)を表します。慶びごとなのです。
仏事イコール弔事(チョウジ)おくやみごと ではありません。
お寺の行事のほとんどに、赤い蝋燭を用います。
つまり、お寺はほぼ一年中慶事の連続なのです。
今回は、特に大勢お参り頂きましたので、用意していたお菓子の袋も、ちょうど無くなってしまいました。
常連のお同行が差し入れて下さった、沢庵の写真です。たいそう出来が良かったらしく、大好評でした。結局、私には一切れもあたりがありません。
法座に供されるお菓子は、ほとんど法事にお供えして頂いたものです。賞味期限を確認して、一人分づつ袋に入れて配ります。袋の中には、母の書いた、法語カードも入っています。
お茶を配ったり、片づけたり、そうしたお手伝いは、各々ご報謝ですから、係は決まってはおりません。やりたい人がやれば良いのです。
お聴聞することも、もちろんご報謝です。
日々の暮らしのそのままがご報謝、報恩の行にして下さいます。
迷い迷ったそのまんま、お念仏と共に生き抜かせて頂きます。
ご講師のお話しが終わり、「肝要は拝読の御文章・・・ ・・・あなかしこ あなかしこ」
なんまんだぶ なんまんだぶ
門徒を代表して、門徒総代さんが「領解出言(りょうげしゅつごん)!」と発声します。
全員で、領解を出言します。
何百年来続いた法座の形です。
声の響きに歓びが表れます。来月もお参りしたいなぁ
玄関を出るころには、話の中身は ほぼ忘れてしまうもののようです。
バスはまだかな? 今晩のごはん、何にしようか?
それでも、なんとなく幸せな思いだけは残ります。 なんまんだぶ