雲一つ無い快晴です。
山門をくぐると、九輪塔を設えた納骨堂があります。この古風な建物には、どこか異国情緒を感じます。中に入ると、ガラスエッチングの斬新なデザインの阿弥陀如来様が、迎えて下さいました。宿場の怪しさ、漁師町の大らかさが・・・船橋らしさなのかな?
光雲無碍如虚空 一切の有碍にさはりなし
光沢かぶらぬものぞなき 難思議を帰命せよ
阿弥陀仏の光明は、大空を雲がかけめぐるように、いかなるものにも障碍されることなく迷いの衆生を救う広大なはたらきがあるために 無碍光と呼ばれています。
また、雲は雨を降らして あらゆる生きものをうるおすように、光明のはたらきの うるおいを受けない人は 誰一人としていません。
ですから、凡夫の心で思うことが難しいほど 勝れたはたらきを具えた阿弥陀仏をたよりとせずして どうしておられましょうか。
白川晴顕師著「浄土和讃を読む」より
今年の仏華も、かなり力強い!
十人の結衆による百二十枚の散華は、良いですね。