父の49日に、満中陰法要をお勤めしました。
久しぶりの真福寺は、やはりなつかしく、
「弥陀の風 色形なけれど力あり」
掲示板の文字がとても力強くて、
頼もしく思いました。
真福寺は、山口県光市役所の上にあります。
前泊の宿から、弟の車で市役所に来ました。
戸籍謄本やらなんやら、いろいろな書類をもらってと、慌ただしい事です。
本堂には、前門様の「澍法雨」の額があります。
「あきらかに無漏の慧灯をかかげて、とほく濁世の迷闇を晴らし、あまねく甘露の法雨を澍(そそ)ぎて、はるかに枯渇の凡惑を潤さんがためなりと。仰ぐべし、信ずべし。」
毎年読ませて頂く『御伝鈔』上巻最後のお言葉です。
親鸞様のお言葉は、お法の雨と成って私に澍がれておりました。 なんまんだぶ
台風で大きな被害に会いましたが、ようやくお堂も綺麗になって、地下納骨堂へも、エレベーターが設けられていました。
お内陣の有田焼は、ささやかな形見分けです。