仏教書紹介⑥

御文章 ひらがな版 ー拝読のためにー

御文章

現代語訳付き 御文章

御文章 ひらがな版 ー拝読のためにー  本願寺出版社

 

 「蓮如上人500回遠忌法要を記念して制定された『御文章−ひらがな版』を底本に各通の大意を掲載。御文章に親しみ、正しく拝読し、蓮如上人の『御文章』に込められた教諭を領解するための手引きとなるようにと編集した好評の書。本願寺出版社HPより

 

 

 

より親しみやすく

 

 

御文章ゴブンショウは蓮如上人がお書き下さったお手紙で

主に法話の終わりに拝読されており

聖人一流章は特に聞く機会が多いです

 

聖人一流の御勧化のおもむきは 信心をもつて本とせられ候ふ

そのゆえはもろもろの雑行をなげすてて 一心に弥陀に帰命すれば

不可思議の願力として 仏のかたより往生は治定せしめたまふ

その位を 一念発起入正定之聚とも釈し そのうえの称名念仏は

如来わが往生を定めたまひし御恩報尽の念仏とこころうべきなり  あなかしこ あなかしこ

 

蓮如上人は他にも「朝には紅顔ありて 夕には白骨となれる身なり」の一節で有名な白骨章

末代無智章 出家発心章 信心獲得章など多くの御文章を私たちにお書きくださり

本願寺では日にち毎に毎朝 異なった御文章が拝読されています

こちらの書籍には 本願寺で毎朝拝読される御文章が日付順に掲載され

全てに現代語訳が付き

御文章をよりいっそう親しみやすく味わうことができるようになっています

 

収録されている御文章については本願寺派総合研究所で確認できます